恋愛コンサルタントの「かけいし たける」です。
彼氏はなぜ自分から好きと言わないのか。女性の立場からすると「謎」であると同時に、好きと言ってほしいのが本音だと思います。
しかし、恋愛期間を重ねていくたびに、男は自分から彼女に対して「好き」と言わなくなる傾向にあります。
実際、男の私も過去の恋愛では、彼女に対して自分から「好き」という言葉を言うことはほとんどありませんでした。
そのことで、15年間付き合っていた元カノからは
「たけるの愛情表現が足りなくて不安になる」
という訴えを頻繁に受け、喧嘩になることもよくありました。
しかし、そんな私が2022年5月現在、13歳年上の今の彼女に対しては、ほぼ毎日のように自分から好きという気持ちを伝えています。
この違いは何なのか。
このページでは「男が自分から好きと言いたくなる彼女」と、「そうでない彼女」の違いについてと、「自分から好きと言わない彼氏の心理を動かすテクニック」についてお話していきます。
⚫️自身の浮気や不倫経験から得た「男の本音」を女性向けに発信。
彼氏の心理を逆撫でしない工夫
言葉が全てではありませんが、言葉で彼氏の気持ちを確認することができれば、あなたの不安も少しは解消するかもしれませんね。
しかし、私も含めて男は彼女に対して自分から「好き」と言わないことが多いのも事実。
女性からすると、なぜそんな簡単なことができないのかと苛立ちを感じることでしょうが、男には男なりの心理があるのです。
ネットでは「彼女に好きと言わない彼氏の心理」として下記のような内容が書かれていますが、これは男の私自身も実際経験している心理で間違っていません。
- 行動で愛情を表現しているつもりだから必要性を感じない
- 「好き」と言うのは照れくさいから面倒に感じる
- 重みがある言葉だから頻繁に言うと価値が低くなる
- 不信感を感じているから
ただ、ここで冷静になって考えてほしいのは、彼女に「好き」と言うことに対し、このような心理を持っている男が、彼女から「好きと言ってほしい」と求られた時、どのような感情になるのかということ。
女性のあなたは少なくとも無理やり彼氏に「好き」という言葉を言わせたくはないはず。
彼氏が自らか進んで「好き」という言葉を言ってくれたほうが当然嬉しいのではないでしょうか。
であれば、彼氏の心理を逆撫でしない工夫をする必要があります。
彼氏の頭に描かせる図式が重要
冒頭で、私は過去の恋愛で彼女に対して自分から「好き」という言葉を言うことはほとんどなく、元カノとはその事が原因で喧嘩になることもよくあったというお話をしました。
しかし、13歳年上の今の彼女には自然に毎日のように自分から「好きだよ」「愛してるよ」と言えるのです。
この決定的な違いは何なのか。それは彼女達が私の頭に描かせる図式の違いにあるのです。
元カノは彼氏である私の心理よりも、「彼氏に好きと言ってほしい」という「自分の願望」を優先していたのです。
それにより、私は元カノから「好きと言ってほしい」と求められて、元カノに対し「好き」とは言ったものの、自ら望んで言ったわけではなかったため、私にとっては後味が悪い状態となっていました。
そんな私の頭の中には下記の図式が描かれていたのです。
「彼女に好きと言わされた」=「俺の負け」
これは苦痛にも似た状態で、ストレスになっていました。
一方、13歳年上の今の彼女はというと、全く違う下記の図式を私の頭に描かせるのです。
「彼女に好きと言う」=「俺の勝ち」
では13歳年上の今の彼女は私に対して具体的にどのような言動をしているのか。またそのことにより男の私がどのような心理になっているのか。
このことについて男の私の心理を動かしたポイントをお話します。
無邪気な「大好き」「寂しい」「会いたい」は男心を物足りなくさせる
私は13歳年上の今の彼女と出会うまで、毎日のように「好きだよ」「愛してるよ」と言い合うような恋愛をしたことがありません。
いくつもの恋愛を重ね、マンネリを経験しているからこそ、余計に「好きだよ」「愛してるよ」という言葉は重要な場面まで言わずに保管しておきたいと思っていたからです。
実際に前の彼女とは喧嘩が絶えませんでしたが、仲直りの切り札的に「好きだよ」という、普段言わない言葉を用いることで言葉の効力が倍増し、喧嘩も後味がいい終わり方にすることができていました。
しかし13歳年上の今の彼女に対してはそのような言葉を言うタイミングを計算する必要もなく、むしろ「好きだよ」「愛してるよ」と何度言っても言い足りないくらいの物足りなさが残るのです。
もちろん彼女からの「大好き」「寂しい」「会いたい」という言葉があるからこそ、男の私も拍車をかけて言いやすくなっているのですが、
今このページを読んでいる女性のあなたは彼氏に「大好き」「寂しい」「会いたい」をどのように伝えていますか?
私の元カノもそうでしたが、ほとんどの女性は「大好き」「寂しい」「会いたい」を真剣に彼氏に伝えようとします。
誤解が無いよう言っておきますが、ここでは伝えることがいけないと言っているわけではなく、伝え方が
「重たい要求」
のように聞こえることが問題だということが言いたいのです。
この「重たい要求」とは具体的にどのような伝え方なのか。私の元カノの例を挙げると、このような伝え方をしてきていました。
「たける、好きよ。たけるは?」
「僕もよ」
「たけるって、わたしのこと本当に好きなん?」
「なんで?」
「自分から言ってくれたことないやん」
「そんなことないやろ」
「いつ言ったか言ってみて」
「結構前に」
「ほら、思い出せないくらい前やん。言葉がないと不安になる」
「言いたくなった時に言う」
「それいつも言うけど、いつなん?」
まるで「今でしょ!」と言ってきそうな流れですが、聞いている男からすると、彼女が期待する通りの言動を考えなければいけないプレッシャーとなりストレスになります。
さらに私の頭の中には下記の図式が浮かぶのです。
「彼女に好きと言わされる」=「俺の負け」
では13歳年上の今の彼女はどのような伝え方をしてくるのか。
真面目な暗い表情で
「わたしはたける君がいなくなったら寂しいでちゅ」
と言ったかと思えば、明るく満面の笑みで
「私はたける君がだーい好きなんでちゅよー!」
と言い放ち、無邪気でからっとした愛情表現をしてきます。
このような何も求めてる感のない愛情表現には「重たい要求」のようなものは全く無く、余裕が感じられ、男は精神的負担を感じることも無く、ただ嬉しくなるのです。
この、どこまでが本気なのか分からないような愛情表現は、逆に男を物足りなくさせ、もっと自分に対する執着心や、重さをを見せてもらいたくなり、その物足りなさからつい彼女を追いたくなる感情が膨らみ
「僕も好きよ」
と、つい言ってしまうような状況に陥るのです。
その言葉を聞いた彼女は
「ホントでちゅかー!」
とりアクション150%で大喜びします。そのリアクションや笑顔を見るたびに、私の頭の中には下記の図式が浮かぶのです。
「彼女に好きと言う」=「彼女を虜にしている俺の勝ち」
過去の恋愛では、彼女に対して自分から「好き」という言葉をほとんど言わなかった私が、ほぼ毎日のように自分から好きと言うようになったのは、このような単純なロジックにより起きた変化だったのです。
このロジックの素晴らしいところは、ウィンウィンであること。
男は「好き」と言うことに喜びを感じ、彼女の反応を見ていると更に言いたくなる。
女性側も「自分から好きと言ってくれる彼氏」に変わってくれることで不安も解消される。
このお互いが良い状態を創り上げていくことが重要なのです。
ここまで「自分から好きと言わない彼氏の心理を動かすテクニック」として解説してきましたが、男が彼女に自分から好きと言うようになるロジックは単純にこれが全てなのです。
このテクニックを知った上で、あなたが彼氏との恋愛にこのウィンウィンのロジックを役立てるかどうかはあなた次第。
相手を変えるには自分が変わることが近道と言いますが、彼氏の変化はあなたの踏み出す一歩が鍵になることは間違いありません。
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