恋愛コンサルタントの「かけいし たける」です。このページでは、男の私が「距離を置こうと言った彼氏と別れないためのベストな行動」というテーマについてお話していきます。
⚫️自身の浮気や不倫経験から得た「男の本音」を女性向けに発信。
私は以前、付き合っていた彼女に「距離を置こう」と言い、約1ヶ月逢わなかった事があります。
私にとって「距離を置こう」とは「別れたい」という本音の代替(だいたい)の言葉で、その彼女とは自然消滅に持ち込んで別れるつもりで「距離を置こう」と伝えたのです。
しかし、約1ヶ月後に彼女から連絡があり、その彼女とは別れることなく元の関係に戻ることになりました。
このページに訪れた女性のあなたは、大好きで別れたくない彼氏から「距離を置こう」と言われた時どのような行動をしますか?
もしあなたがこの答えに迷ったなら、ここからお話する内容はあなたの道標になるかもしれません。
では早速、私自信が実感した「脳科学の視点を交えた経験談」をお話していきます。
彼氏に「距離を置こう」と言われたら別れの覚悟が必要
強烈な見出しを付けましたが、男の私の経験から言うと、男が彼女に「距離を置こう」という場合、高い確率で別れを意識しています。
当然、少ない確率でそうでない場合もありますが、男がこの言葉を言う時の心理状態は、彼女との関係に疲れ果てているか、彼女の存在に気を配る余裕がない状態を迎えています。
私が過去に彼女に対して「距離を置こう」と言った時もまさに、彼女との関係に疲れ果てていた状態でした。
気の強い彼女との度重なる喧嘩に疲れ果ててしまったのです。そしてこのような感情が湧いてくるようになっていました。
「彼女が居ない生活はどれだけ楽で穏やかで楽しいだろう」
このような感情が大きくなってしまうと、彼女との恋愛に価値を感じなくなってしまうのは当然の流れでしょう。
男が彼女に「距離を置こう」という場合、高い確率でこのような感情になっているのです。
彼氏の「距離を置こう」の言葉に対して女性がやってはいけない行動
大好きな彼氏が「距離を置こう」と言ってきた時、あなたは寂しさのあまり思わずこのような発言をしてしまうかもしれません。
「嫌だ」
「悪いところは直すからそんなこと言わないで」
私が過去に彼女に対して「距離を置こう」と言った時、彼女もまさにこのような「しがみつきの行動」をしました。
彼女がこのような言葉を言うことはある程度予測していましたが、この言葉が男の私の心理にどのような影響を与えたのかというと、「別れたい」という心の火に油をそそぐようなものでした。
「彼女が居ない生活はどれだけ楽で穏やかで楽しいだろう」
このような感情になっている男の私には、彼女のしがみつきの行動が余計に拒絶反応を強くしていくのです。
例えばあなたが友達や家族と喧嘩したとき、相手に「謝れ」と言われた場合、相手の主張をすぐに受け入れ謝ったり許したり出来ないのではないでしょうか。
これは「言いなりになる=負け」という図式が感情を支配しているから。謝る事も許すことも相手に言われたからではなく「自分で決めて動きたい」のです。
話を戻しますが、「距離を置こう」と彼氏に言われたとき、あなたが「悪いところは直すからそんなこと言わないで」という「しがみつきの行動」をすることは、あなたの感情を押し付けるだけの行為であって、彼氏にとっては「言いなりになる=負け」の議論をしているだけ。
彼氏は「距離を置こう」という言葉まで言っておいて、今更彼女の言いなりにはなりたくない。つまり負けたくないから余計に拒絶するのです。
なんとも天邪鬼(あまのじゃく)なように聞こえるかもしれませんが、人は天邪鬼なのです。
あなたがもし、「距離を置こう」と言ってきた彼氏と別れたくないのであれば、このしがみつきの行動はアウトだと覚えておきましょう。
あまのじゃく精神をくすぐって心理を動かす
では彼氏に「距離を置こう」と言われた時、どのような行動をするのがベストなのか。
男は彼女に「距離を置こう」と言う時、何も武器を持たずに行動するわけではありません。
「距離を置こう」と言った後に、彼女から返ってくると思われるあらゆる言葉を予測して、それに対しどのように言い返すのかを、かなりの時間を使って考え準備します。
前項でお伝えした彼女の「悪いところは直すからそんなこと言わないで」というような言葉も返ってくることを予測し、言い返し方を準備しているのです。
そんな準備万端の彼氏に「距離を置こう」と言われた時、ベストな対応はたった一つ。あまのじゃく精神をくすぐること。
彼氏の「距離を置きたい」という感情にそまま従うのです。
「慎重なあなたがそう言うのなら距離を置いてみた方がいいのかもね」
このように言うことで、彼女から泣きつかれたりしがみつきの行動をされることを想定していた彼氏は拍子抜けして、あまのじゃく精神がくすぐられるのです。
「なんだか惜しい人を手放そうとしているのかもしれない」
拍子抜けしてこのような感情になると、急に彼女のいいところが思い出されてきたりします。
あなたも喧嘩した相手が素直に謝ってきて、その相手を許す時の感情を思い出して見てください。
この心理が後々の復縁の可能性を大きくすることは間違いありません。
そして更にこの対応がベストである根拠を次の項でお話します。
脳の自己防衛反応を理解し活用する
冒頭でもお伝えした通り、私は以前、付き合っていた彼女に「距離を置こう」と言って会わなくなり、数か月後にその彼女とは別れることなく元の関係に戻りました。
彼女と会わない間、私は彼女へ気を配らなければいけなかった重圧や、彼女との喧嘩から解放された充実した日々を送りました。
私はそのまま自然消滅でもいいと思っていましたので、連絡もしなかったのですが一ヶ月くらいしてから突然彼女が家に来たのです。
「答えを聞かせて?」
と言ってきた彼女が、久しぶりに見たからなのか可愛く見えたことと、
「好きだから忘れられなかった」
という彼女の言葉に、別れることを決心していたはずの私の心に変化が現れたのです。
あれだけ彼女との恋愛に疲れ果てていた自分が嘘のように彼女に惹かれていくのを感じました。
なぜ、数ヶ月会っていなかっただけで、私の心理は変わってしまったのか。後々脳科学分野の勉強をしていくうちに分かってきたことなのですが、人間の脳のメカニズムには自己防衛反応があるということ。
人間は人生の中で辛いことや悲しいこと、挫折や日常の様々なストレスを経験しますが、その全てを忘れることなく克明に記憶していたとしたら、毎日その苦しみが増えていく事になります。
人間がもしそのような状態であれば「30歳までに自殺してしまうだろう」という心理学者もいます。
だからこそ脳は1日も早く記憶を捨て去る自己防衛反応があるというのです。
私は彼女と再会して、彼女との恋愛に疲れ果てていた記憶がほとんど無かった原因が、人間のこのようなメカニズムにあったことを実感しました。
ここまで「距離を置こうと言った彼氏と別れないためのベストな行動」についてお話してきましたが、あなたがもし、「距離を置こう」と言った彼氏と別れたくないのであれば、この2点を肝に銘じておきましょう。
- 彼氏の「距離を置きたい」という感情にそまま従う。
- 彼氏の脳の自己防衛反応を理解し活用する。
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