恋愛コンサルタントの「かけいし たける」です。このページでは男の私が「彼女にダメ出しばかりする彼氏の心理」というテーマについて解説していきます。
⚫️自身の浮気や不倫経験から得た「男の本音」を女性向けに発信。
彼氏からの「ダメ出し」の数が増えてくると、それに比例して下記のような女性の疑問や苛立ちも増えてくるかもしれませんね。
- 昔は優しかった彼氏が今はダメ出しばかりをしてくるようになった。
- 彼氏が私の趣味や好きなことにダメ出しする心理って何?
- スポーツジムに通うのを反対するのはなぜ?
- スカートを履かないでほしいと言うのはなぜ?
- 飲みに行くことを反対するのはなぜ?
女性からすると、ただ好きなことをしようとしているだけなのに、なぜ反対されたりされなければいけないのか疑問を抱くのは当然のことだと思います。
ではなぜ、男は彼女が好きなことをしようとしたときに「ダメ出し」をするのか。
実を言うと、「ダメ出し」とは愛情表現が不器用な男の意思表示と言えます。それがどういうことか具体的に解説していきます。
男が解説する「彼女にダメ出しばかりする彼氏の3つの心理」
男が彼女に「ダメ出し」をするようになるのは当然原因があるのですが、それを大きく分けると下記の3つの心理が原因となっています。
- ①自分の思い通りの女性でいてほしという感情
- ②自分よりいい男に出会って彼女が浮気しないかという嫉妬心
- ③彼女との恋愛にマンネリを感じている
男である私自身も、これまでの恋愛経験の中でこの3つの心理それぞれを経験し、それが原因で彼女にダメ出しをしたことがあります。
先ほど私は現在付き合っている彼女に対して「ダメ出し」をしている最中と言いましたが、初めからそうだったわけではありません。
交際をスタートさせた当初というのは、どのカップルも相手に愛情を注ぎ、それがお互いに十分すぎるほど伝わるため、「愛されている実感」を感じやすい時期だと言えます。
この時期の男の心理は、彼女から「愛されている実感」があるため「恋愛に対する自信」が溢れ、精神的にもゆとりがあり安定しているので「ダメ出し発言」もほとんどしない時期と言えます。
あなたの彼氏も付き合い始めた当初には、ほとんど「ダメ出し発言」をしなかったのではないでしょうか。
しかし、交際の経過とともに現れるマンネリ感情や、彼女の行動に浮気の疑惑などを持ち始めると、男は「恋愛に対する自信」を失い「精神的な安定」も簡単に崩れ去っていきます。
この状態になった時、男の心理は先ほどお伝えした3つの心理①②③のいづれかの状態になり、彼女に対して「ダメ出し発言」を発動していくのです。
では、具体的にどのような経緯(いきさつ)で男は①②③のような心理になっていくのか。
①自分の思い通りの女性でいてほしという感情
男が彼女に対して「自分の思い通りの女性でいてほしという感情」になるまでの経緯を私の実話からお話していきます。
以前、私が付き合っていた年下の彼女と一緒にある仕事を始めたときの出来事。
私は彼女より仕事の経験値があったこともあり、彼女から仕事の相談を頻繁に受け、少しづつ仕事の成果にもつながっていき、お互い仕事に対して充実感が増していきました。
私としても、彼女から相談を受けることで「頼りにされている実感」を得られて、恋愛の側面でも充実感を得られていました。
時が流れていくにつれ仕事も軌道に乗り始め新しい人脈もでき、仕事内容も少しづつ変化していくにつれて、彼女の相談内容が私の手に負える内容ではなくなってきていました。
そんな時、新しい人脈のなかに私よりも仕事の経験値が高い男性が現れ、彼女がその男性に仕事の相談をしたところ、彼女の仕事に対する疑問が解決したと喜んで話すのです。
その日を境に彼女は仕事の相談をその男性にするようになっていきました。
ここまでの話の内容を聞けば、感のいいあなたであれば分かるかもしれませんね。
彼女から頼られ、彼女に依存されることで、彼女との恋愛をコントロール出来ている実感があった男である私の心理は一気に崩れ去っていきました。
仕事が軌道に乗り、いい方向に変化することは望んでいましたが、彼女がこのような変化をすることを望んでいたわけではなかったのです。
当然仕事の相談をする彼女が悪いわけでもなく、相談を受けるその男性が悪いわけでもありません。
ここにあるのは「自分の思い通りの女性でいてほしい」という男の私の感情だけなのです。
②自分よりいい男に出会って彼女が浮気しないかという嫉妬心
男が彼女に対して「自分よりいい男に出会って彼女が浮気しないかという嫉妬心」になるまでの経緯を私の実話からお話していきます。
これは一つ前の恋愛でよくあった出来事なのですが、私は年下の彼女から毎日のように仕事の愚痴を聞かされていました。
彼女の仕事の愚痴の内容の多くは、仕事ができない人ばかりだから、しわ寄せが全て彼女にきて忙しすぎるというもの。
彼女の仕事に対する愚痴の話の流れはいつも同じで、彼女が仕事の愚痴を言い、私が「転職も視野に入れたら?」というと、彼女が「また一から人間関係作りするほうが嫌」と言ってこの話が終わるというような流れでした。
私は彼女の話の雰囲気から伝わってくる彼女の会社の男性陣に対して嫉妬することは一度もありませんでした。
「彼女が会社の男性と浮気することはない」と自信を持てていたからです。
そんなある日、彼女の愚痴話の流れがいつもと違っていました。
彼女が「転職を考えてみようかな」と初めて言ったのです。
今まで転職の話になると頑なに拒んでいた彼女の急な気持ちの変化に驚いたと同時に、転職した場合の彼女の環境の変化が頭をよぎりました。
「転職」=「新たな男性との出会い」
このイメージが浮かんだ時、彼女が自分よりいい男に出会って浮気するのではないかというほのかな嫉妬心が湧いてきたことを思い出します。
この話に限らず、今でも彼女が新しい環境に立ち入るかもしれないという場面では、必ずと言っていいほど同じ感情が湧いてくるのです。
③彼女との恋愛にマンネリを感じている
恋愛も時間の経過とともにお互いの行動パターンなどが分かってくるとマンネリ状態に入ることが良くあります。
カラオケでいつも同じ曲ばかり歌っていると飽きるように、朝昼夜すべて同じ食事だと飽きるように、人の心理は同じことを繰り返していると刺激を求めるようになることは誰でもあること。
この飽きている心理状態が継続してしまうと、いろんな場面で悪循環を起こしてしまいます。
気分が晴れなければ何もやる気が起こらなかったり、思うようにいかないことを誰かのせいにしてみたり。
その感情が恋愛の領域にまで及ぶと、恋人の行動に八つ当たりのようなことをしてしまいがちです。
私の場合、彼女と一緒に出かけるとき彼女が忘れ物をした、彼女が私の物をこわした、彼女が私の服を汚した、など突然彼女が起こす行動に寛大になれずダメ出しをしてしまうことがありました。
ここでお話した内容は、私自身の恋愛で実際にあったことなのですが、基本的に男が彼女にダメ出しばかりするようになるにはこのような流れがあり、ダメ出しは男の不器用な意思表示でもあるのです。
恋愛だけには限りませんが、人は伝え方や接し方で自分の感情の伝わり方が全く違ってくるものです。
あなたが彼氏からダメ出しを受けているとしたら、このページの例を参考に彼氏に対して行ってきた「伝え方」や「接し方」を振り返ってみることをお勧めします。
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